インゲン豆に花がいっぱいついた。
直立しているから、どうやら蒔いたのはツルナシインゲンであったようだ。老人力がついて往時茫々記憶が夢のごとくかすんでいる。
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英語では、ちょうど腎臓のような形をしているのでkidney beanというのだそうだ。 原産地は中南米。16世紀にスペインに伝わり、17世紀にはヨーロッパ全域に広まった。 日本には17世紀半ば、明の帰化僧、隠元禅師が持ち込んだとされていて、これが名前の由来になっている(実際に禅師がもたらしたのはフジマメという説もある)。 地球を東回りに何ともはるかな旅をしてきたものだ。 |