埴 沙萠先生に10数年前にいただいたハマユウの花が咲いた。
3株もらった2株は枯れてしまったが、1株だけ生き残ったのである。花は咲かないがずんずんと大きくなって、冬は大きな鉢が土間を占領して困っていた。その間、鉢も大きいものにかえたり、肥料をやったり色々工夫したのだが、一向に花が咲かない。もう邪魔だから処分してしまおうかなと思って、土間の片隅に置いてあるカラカラの鉢を見たら、何と花が咲いていたのである。
達磨は、少林寺の壁に向かって9年の間座禅を組んで、ついに悟りを開いた・・・・・・面壁九年というが、それ以上だ。
今年は、月下美人がなかなか咲かなくて、もう寒くなってきたのでダメかなと思っていたら、なんと10月13日朝8時から咲き始めてお昼頃に満開になった。これじゃあ、月下美人でなく、日下美人。
埴 沙萠先生からいただいて、もう10数年経つのに、昼間に咲いたのは初めてである。
鰯雲よりちょっと大きめなので、鯖雲だろうか。
ここのところ急に寒くなってきて、秋の雲が目立つようになってきた。
鰯雲も鯖雲も低気圧や前線が近づいているときに現れやすいため、天気が下り坂。雨が近づいているようである。
きゅうりやトマトなどの夏野菜がもう枯れかけているのに、最近少し涼しくなったらピーマンやししとうがやたら元気になりました。
こんなに沢山とれたのは、初めてである。
今朝5時ころ起きると、ものすごく真っ赤な朝焼けであった。朝焼けは通常、夕焼けほど真っ赤にならないと言われているが、ここのところ夜雨が降って、空中の水分が多かったからであろう。朝焼けの原理などはこちら。
ところで、山関係の言葉にはドイツ語が多いですね。ちょっと考えるだけでも、ベルク、アイゼン、ピッケル、リュック、シュラフ・・・・・・でも、最近はアイスアックスとかスリーピングバッグとか英語が多くなって、若い人はドイツ語は余り知らないんじゃないでしょうか。ちなみに朝焼けはmorning glowだそうだ。
ころり寝転べば青空 山頭火
ご近所のおばさんにいただいたペチュニアが元気よく咲いている。家内はペチュニアアレルギーがあって手や腕が痒くなるので、世話するのは、私の仕事になってしまいました。
確か林望のエッセイだったと思うが、春、イギリスの田園地帯をドライブすると、あたり一面黄色い絨毯を敷き詰めたようなマスタード畑が現れる・・・・・・というようなことが書いてあったと思う。
マスタード(カラシナ)も、アブラナ科だから、まあ、イギリスの菜の花畑といったところか。
スプラウト用のマスタードを育てたら、このような可憐な黄色い花が咲きました。