行幸田から水沢山を望む
霧想庵から車で10分位下った行幸田のソバ畑で今年もソバの花が満開になっている。
初唐の詩人劉希夷は
年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず
と謳ったが、今年は正にその通りになってしまった。
行幸田から赤城山を望む
今頃になって文科省から発表された群馬県の汚染地図を見ると、行幸田はセシウムの濃度が高く、3万〜6万ベクレル/平方メートルの区域に入っている。ちなみにチェルノブイリ原発事故では、3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされている。
新ソバが出てくるのは12月アタマくらいだから、来月イッパイがソバの食べ納めだ。何とも悲しい世の中になってしまったものだ。