去年は2月の11日に雪が降ったが、今年は1週間遅れで雪が降った。
昔、なごり雪というのは「春になっても無くならずにへばりついている、未練がましい雪のこと」かと思っていた。
辞書で引くと「名残の雪」と「の」が入る。広辞苑には「春になってから冬のなごりに降る雪。涅槃雪(ねはんゆき)。雪のはて。忘れ雪。」とある。要するに春に降る「冬の名残の」雪なわけだ。
一方、大辞林には「(1)春にはいってから降る雪。[季]春。(2)春になっても消え残っている雪。」と消え残っている方も出ていて、ちょっと安心した。
さて、イルカの名曲「なごり雪」は、もちろん春の雪でありました。