浴室の前の日だまりで、ヒイラギの花が咲いている。なかなか可憐な花ですね。
日本大百科全書には「モクセイ科の常緑小高木。高さ5~10メートル。葉は対生し、卵形から長楕円(ダエン)形で長さ3~5センチ、厚い革質で表面は光沢があり、縁(ヘリ)に先が刺(トゲ)状の鋸歯(キヨシ)が2~5対ある。老木になると鋸歯のない葉が多くなる。雌雄異株。10~11月、葉の腋(エキ)に芳香のある小さな白色花を開く」とある。
う〜む、もう3月の終わりだし、花も白ではなくクリーム色だ。園芸種が多いとも書いてあるので、そのせいかもしれない。
と思ったらやはり違っていて、ヒイラギナンテンでありました。
同じく 日本大百科全書には「メギ科の常緑低木。高さ1〜2メートル。樹皮はコルク質で粗く、材は黄色である。葉は枝の先に集まって互生し、奇数羽状複葉。小葉は9〜13枚が対生し、卵形または楕円(ダエン)形で先はとがり、縁(ヘリ)に先が刺(トゲ)状の粗い鋸歯(キヨシ)があり、革質で表面は光沢がある。3〜4月、葉の間から長さ10〜15センチの湾曲した総状花序を数個出し、黄色の小花を開く」とある。
道理で芳香のある花が咲かない訳だ。