スイカズラの花が満開である。自生していたスイカズラを竹垣に這わせておいたら、すくすくと伸びて竹垣を覆いつくすようになった。この竹垣のあるあたりは冬は凍って凍土になるのだが、スイカズラは忍冬と漢字で書くごとく、冬を耐え忍んでいたって元気である。
植物生態写真家の埴 沙萠 先生によれば、中国では長い列を作って、スイカズラの花の香りを嗅いでいるそうだ。スペインの友人がくれたアロマオイルにもスイカズラのものがあって、彼は目を細めてその香りを絶賛していた。スペイン語ではmadreselva 『母なる森』という。確かにほのかな良い香りがし、蜜も甘いそうだ。
花の色ははじめ白く次第に黄色くなる。
こちらは園芸種のスイカズラ。ツボミのときはジャスミンのように桃色をしている。白と桃色だけなら良いのだが、これに黄色が混ざるとちょっといただけませんね。
コメント (2)
そんでまあ〜金・銀草とも呼ばれているんです。
投稿者: 埴 沙萠 | 2013年06月18日 11:21
日時: 2013年06月18日 11:21
埴 沙萠 先生
「金・銀草」とは縁起がいい!
何か金持ちになった気分です。
投稿者: yum | 2013年06月19日 09:21
日時: 2013年06月19日 09:21