先週芽を出したスノードロップが、今週見たらもう花を咲かせていた。
スノードロップというのは、ヒガンバナ科だそうだ。
ロシアの戯曲『森は生きている』では、大晦日に少女が継母からスノードロップを探して摘んで来るように、という無理難題を言いつけられる。
意地悪な継母というのは、お伽話の重要なキャラクターである。医学の発達で病弱な妻というのは居なくなったのか、はたまた、いじめられ役の少女が強くなって継母いじめでも始めたのか。もはや悪の化身の継母の存在は許されない・・・・・・それともまだ生き続けているのだろうか。