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キジ2019



そのキジは急に天から降ってきたかのように現れた。
着地のときに、「只今参上」と言わんばかりに、大きな声で一声鳴いた。
一月くらい前から声だけは聞いていたのだが、姿を見たのは今年はじめてである。

顔を見ると、3〜4年前に見た雄のキジと同じようにみえるのだが、果たしてキジの寿命はどのくらいであろうか。
草原を仔細に調べながら、こちらに向かってやってくる。時々首をかしげたまま立ち止まり、「存在が先か意識が先か」などと瞑想にふけっているようである。

車道までくると、左右を確認しながら足早に渡りきり、隣の家の畑へと消えていった。

コメント (2)

kass:

我が家では、しょっちゅう見かけます。
「ケーン」と鳴くと言われてますが、そんなに高らかな響きではなく、「グェッ」が正しいと思います。心が洗われる響きではないですね。

kass:

我が家では、しょっちゅう見かけます。
「ケーン」と鳴くと言われてますが、そんなに高らかな響きではなく、「グェッ」が正しいと思います。心が洗われる響きではないですね。

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2019年06月30日 20:18に投稿されたエントリーのページです。

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