今回はチェンバーの位置をエントツから8m位離して実験してみた。
すると、エントツから3m地点での温度が50〜70度、ダクト出口付近の温度が18度〜35度位になる。出口までの間に30〜35度温度が失われていることになる。
温度計の数を増やしてもう少し詳しくみると、大体4mのダクト当たり10度強温度が失われていて、これは先の測定値とも一致する。
熱交換部分の面積を一斗缶から3尺のダクトに変えても余り出口温度が変わらないのは、ダクト部分での熱損失が大きいからだ。近くのカインズホームに行くと、ダクト用の保温材というのを売っていたので、それを巻いてみた(写真の銀色の筒です)。150φx7500mmで約7000円もする。アメリカでは48ドル(4000円弱)位なのだが、送料がばか高いので日本で買った方が安いようだ。
早速、温度を測ってみると、4m当たりで2度位しか温度が下がらない。保温の効果は抜群である。