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非電化工房の食品放射能スクリーニングシステム

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わが山荘では、今年もイチゴやアスパラ、ブルーベリーが豊作なのだが、どのくらいの放射線量があるのか分からないので食べずにいる。南相馬などで内部被ばく量が高かった人は家庭菜園の野菜などを頻繁に食べている共通点が明らかになったからである。

最近は市でも食品の放射線量を測るサービスを始めたが、予め電話で連絡してから測定する食品を1kg粉砕して持って来いという。業者ではなく個人向けのサービスだというが、家庭菜園じゃ1kgも取れないものもイッパイあるよなあ。

かといって、食品用の放射線測定器は数百万円もするので、個人ではなかなか持てない。何かポケットガイガーのような食品用の安価な放射線測定器はないものだろうかと探していたら、あの妃殿下もとい非電化工房が頑張ってくれました。安価なスクリーニングシステムで、値段は73万5千円と105万円、必要な維持費は年1~2万円だという。まあ、グループで持つなら何とかなるなる値段まで下げてある。
また、ハードだけでなく、全国の理系の大学は「誰にも分かる機器分析入門講座」くらいやってもらいたいところだ。

人の噂も七十五日。「食べて応援」なんてアホなこといわずに、こういう状況があと20〜30年続くことをきちんと認識しなくてはいけないなあ。

 

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2012年07月04日 08:34に投稿されたエントリーのページです。

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