アメリカのdiyのビデオなどを見ていると、テーブルソー、バンドソー、ボール盤など羨ましいお道具の数々が出てきて、あっという間に作品を仕上げてしまう。
「これじゃあ、B29と竹槍(歳がばれますねえ)だよなあ。オレだって道具さえあれば・・・・・・」とつい道具のせいにしがちである。
道具が無ければ作ってしまう
saikoroさんも、最初は丸ノコで作業していたようだが、これでは精度が出ないというので、丸ノコに市販の丸ノコ用作業台(青矢印)を追加。
しかし、この作業台もちょっと小さくて精度がでないので、この上にベースとなるテーブル、フェンス、そして板をフェンスに押し付けるフェザーボード(赤矢印)まで自作されてテーブルソーに変身させてしまった(ちょっと写真のアングルが悪くてフェザーボードがよくわかりませんが・・・・・・)。
フェザーボードはそれだけだと止めにくいので、固定のための横木?をつけて、クランプで止めやすくしたところがアイディアですね。
自作するときも、フェンスを平行に動くようにしたりなんてことは考えずに、単純化してクランプで止めるだけ。その見極めがなかなかお見事である。
これで、2mくらいの板をリッピング(縦引き)しても、精度がくるわず、窓の桟木を作るのに役立ったという。
泣き言を言わずに、道具が無ければ作ってしまうというのは、セルフビルダーの本来の姿かもしれない。
さて、今回saikoroさんの小屋を拝見して、私はセルフビルダーにとって必要な次の3つのことを再確認させていただいた。
1.大工や建具屋の方法をなぞらない。
2.我事において後悔せず(失敗を引きずらない)
3.道具が無ければ作ってしまう。
これから、どのような小屋になっていくのかとても楽しみである。
コメント (3)
みっともないひげ面ですみません。顔もうまくないし。ああ老人だなとおもいました。せめて今度は無精ひげをすっておきます。
この装置一式ですが、フェザーボードと、先のなんとか-----刃の幅の幅止めみたいなやつと、浮き上がり止めも作りました。でも、フェザーボードがあれば大体は用が足ります。逆に言うと、フェンスとファザーボードは必須かと思いました。
フェンスのことは未解決です。振動で動くのではないかと、フェンスの下に滑り止めのシートを貼りつけました。これを、クランプで止めるのですが、その時、矩が出ないのかもしれません。角度が違うことがあるのです。ガラスの押し縁15ミリ角がどうもおかしいので気づきました。もしかすると、クランプの位置で、滑り止めシートが微妙に傾いてるのではないかもと考えましたが、結論に至りません。
が、まあいいか、押し縁は内側なので、そのままでいくことにしました。ほかに使い道がありません。
そもそもフェンス自体の直角が怪しいのです。
ということで、そもそもにさかのぼっていくときりがないので、適当にやるしかないです。
ともかく次はつり込みとガラスはめです。
つまらないものを見てくださりありがとうございました。
-----後悔だらけの男より
投稿者: サイコロ | 2012年10月23日 20:41
日時: 2012年10月23日 20:41
サイコロさま
私はフェザーボードを持っていないので、15mm幅のように細いものを縦引きで切り出すときは、板を押す手を切りそうで結構こわい思いをします。
フェザーボードとプッシュスティックがあれば、どうってことないんでしょうか。
投稿者: yum | 2012年10月24日 08:25
日時: 2012年10月24日 08:25
その二つで大体足りるような気がします。フェザーボードがあれば、材料をフェンスに押し付けなくていいので、ある程度正確な作業ができるし、何より危険防止になります。
まれに材料が浮き上がることがあるので、向こうに浮き上がり防止をつけたこともあります。ただフェンスにクランプを取り付けただけでしたが。
また、刃の幅の、つまりは2ミリ以下のプレートを、刃の先方に付けたこともありますが、あまり役立ってはいないようでした。
フェンスと、フェザーボード、プッシュスティックでいいような感じです。ただし、テーブル自体がかなりいい加減ですから、それなりということかと。
投稿者: サイコロ | 2012年10月24日 14:48
日時: 2012年10月24日 14:48