オペラハウスの中は勝手に見て回ることはできないので、各国語に対応したツアーに参加することになる。
日本語ツアーは24ドルなのだが、時間は11時近くからだし時間も30分と書いてある。
通常の英語のツアーは何故か$31.50 - $35.00と幅がある。下の方をみるとEarlybird Adult~という早起きツアーが$28.00(所要時間1時間)と書いてあるのでそれに参加する。早起きといったって午前9時からだ。
集合場所に行くと、若い美人のお姉さんが現れてグリーン・スクリーンの前で全員の写真を撮る。グリーン・スクリーンってことは後で合成写真を作るってことだ。
このまま彼女が案内するのかなと思ったら、ツアコンは元若い女性に代わる。
ワイヤレスのレシーパーを貸してくれるので、説明が聞き取りやすい。まあ、観光客のことも考えてゆっくりとオージーなまりは控えめで喋ってくれるからだろう。原則的に内部の写真撮影は禁止だ。
これが二階?にパイプオルガンのあるコンサートホール。写真撮りたい人は次のツアコンの人がくる前にそっと撮ってねというのであわててシャッターを切る。
このコンサートホールで世界の名指揮者がタクトを振ったというのは分かるが、日本のスモウ・レスリングもここでやったというのには驚いた。
さて、ツアーが終わると出口のカウンターに、このようなファイルに収められた各人の合成写真が出来上がっている。おっ、すごいサービスと思ったら40ドルもする。よく川下りの船などで写真を撮って売りつけるのと同じ手口ですね。
20人くらいのグループで買ったのは、家内ともう一人のオーストラリア人だけ。
まあルーティンワークとはいえ、各6点位の合成写真を人数分作るのは結構な手間だ。そのほとんどが廃棄処分になるのだから何たる無駄だろう。
メルボルンの友人が「シドニーは何でもmoney money money!」と言っていたが、まさにそのとおりだ。ツアーのコメント欄にも10ドル位ならみんな買うのにねえという意見ものっていた。まあ、いやなら買わなきゃ良いのだが、ちょっとエゲツナイよなあ。