今、日本の科学界は、割烹着を白衣代わりに着たオネエサンのインチキ論文をめぐって大揺れに揺れている。確かに今日日natureやscienceに載る論文のおおかたは、追試困難と言われているが、理研が発表したプロトコルが掲載論文の趣旨と反対のことをいっているので、アウツだろう。
その上、件の論文には数行の文章のコピペや画像の改変まであるときては・・・・・・。しかし、分子生物学でphotoshopが必修技とは驚きだ。
そんな折、こういうプレゼンをみるとすがすがしい気分になれますねえ。
Manu Prakashはインド生まれの物理学者。分子レベルで物事の本質を追究してきたが、現在はスタンフォード大学の生物工学の助教授。
「折り紙顕微鏡」は、一見すると雑誌の付録のように見えるが、蛍光顕微鏡のオプションまであってなかなかのすぐれものだ。
彼のこの「折り紙顕微鏡」の研究は、2012年にゲイツ財団から$100,000の助成金を獲得したとのこと。
よれよれのスニーカー履いてるけど、実にいい目をしてますね。
今見たら、wiredの日本語版にもでてましたね。こっちには1ドルと書いてある。
こちらはスタンフォードの医学部のビデオ。このほうが投影できる様子などがよく分かる。