1週間くらい前に500ドルを切るCNCマシンで、inventablesのshapeoko2を紹介したが、inventablesというメーカーはアメリカの主だったdiyerにマシンを無償で供与して使い勝手を試してもらっているようだ。
何だ二番煎じをやるのかとおもっていたら、"think"をモットーとするこのオッサンはもう一歩先を考えているようだ。何と8フィート(2.4m)x1mのものを試してみようと思っているのである。
rocklerのおよそ5000ドルのcncマシンでさえ、拡張して63インチ(1.6m)にしか対応していないのに、8フィートに対応するshapeoko2はいくらのシステムなんだろう。50cm四方くらいのマシンでは、まあ、工芸くらいにしか使えないが、これが6尺や8尺の板に対応してくるとなると、俄然diyへの応用が期待されるのである。つまり個人レベルでこういうことが出来てしまうのではないだろうか。
ルーターの代わりにペンをつけて、試運転をしているビデオを見て、あれっ、これはプリンタが出てくる前に随分お世話になったプロッターの技術だなと思った。プロッターはx.y2次元の技術だが、cncマシンはz方向も加わった3次元の技術なのだ。これから先どのような展開になるのか楽しみだ。