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本棚を整理していたら、昔読んだ堀田善衞の本が数冊出てきた。これはその内の1冊で1989年9月26日第一刷。 裏表紙には『60歳の誕生日を目前にして、作家は日本を離れ、スペインに居を移す。北スペインの小村、マドリード、そしてグラナダ------人びととのふれあい、旅での見聞、おびただしい読書と思索の日々の中で、作家は、ヨーロッパの歴史と現実をリアルに再発見し、遠い日本の狂騒をさらに明らかに見届ける。1977年7月から430日にわたる、刺激的なスペイン滞在日記。』とある。 |
昔読んだ時は、地図帳を片手に読んだのだが、北スペインの小村アンドリン村などというのは、探しても見つからなかった。それが今やグーグルマップで日本語でも英語、スペイン語でもちゃんと検索できて、出てくるのである。
おまけにこんな小村のストリートビューまであって、バーチャルツアーまでできてしまうのだから驚きだ。
この村の近くにある、ペニャ・トゥという巨石のドルメンも、昔は想像するしかなかったが、どんなものなのか写真で見ることができるのである。
いやはや何とも便利な世の中になったものです。