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ボイラーの石油切れ その2

boiler11

ここのところ英国の友人が来ていてブログの更新ができなかった。
ボイラーの不調は一応直ったかのようだったのだが、友人達が来てシャワーを使い出したら、またもや石油が送られてこないというエラーがでて不調である。

電源を入れ直すと使えるようになるのだが、少したつと使えなくなる。しょうがないのでノーリツのサービスを呼ぶことにした。

まあ原因はエアー抜きが完全にできていないからだというのは分かっているのだが、プロはどうやって直すかの興味もあって呼んでみたのだ。どうせなかなか来てくれないのだろうと思っていたが、迅速に対応してくれた。

やってきたサービスマンも石油タンクの方が70cm近くも低いのを見てびっくり仰天している。やることはマニュアル通り、エアー抜きのバルブを開けて石油が浸みだしてくるのかチェックしているが、石油タンクの方が低いのだからエアーが入るだけで石油が出て来るわけがなく、そのうち考え込んでしまった。

プロだから何か特別のポンプでも持っているのか、隠しスイッチでもあるのか興味があったのだが、石油の導管に口をつけて吸ってみたりしている。その程度では出るわけないのである。

しょうがないので、私が試した方法を伝授すると、ちゃんと石油は出て来るのだ。これで電源を入れ直すと、しばらくはボイラーに点火して動くのだが、またエラーが出て止まってしまう。

な〜んだ、これって私がやってきたことじゃないかと思ったのだが、ここから先が違いましたね。

我が家の石油ボイラーは太陽熱温水器も接続されているので、石油がちょっと燃焼すると今の季節はすぐに太陽熱温水器のほうに切り替わってしまう。そのためエアー抜きが十分にできなかったとのこと。

そこで、床下暖房のスイッチなどを全てオンにしてボイラーをガンガン炊いたら、エアーがちゃんと抜けて直りました。惜しかったなあ。私もあともうちょっとだったのだ。

ちょっと立ち往生したサービスマンは恐縮して、出張費だけしか請求しませんでした。しかし、設備屋のクソヤローには泣かされるぜ!!

 

コメント (2)

ヘボ大工見習い:

はじめまして、Be-h@usのサイトには柱や梁、1本からの価格が公開されておりグレーな雰囲気が無く、セルフビルドをも可能とするコンセプトが記されている。フォルクスハウスだって、セルフビルドも可能というような記事を読んだことがあったんですが。まだ販売してるのでしょうか。フルビルドに近い形で挑戦したいそれでも坪単価は高額でしょうか。

yum:

コメント有難うございます。
>Be-h@usのサイトには柱や梁、
>1本からの価格が公開されてお
>りグレーな雰囲気が無く、セル
>フビルドをも可能とするコンセ
>プトが記されている。フォルク
>スハウスだって、セルフビルド
も可能というような記事を読んだ
>ことがあったんですが。

私がbeh@usに飛びついたのも、仰るような理由からです。何で3.3平米のところに70万円も80万円もかかるんだろうという素朴なギモンもありました。

セルフビルド/ハーフビルドをするときの一番の問題は工務店でしょう。
たいした仕事をしないのに、大工1人くらいに工事を丸投げして元祖丼ぶり勘定で上前をさらっていく(良い工務店の人がいたら失礼)。

ボイラーなどの設備関係もメーカーが個人の客には売れないので、工務店を通してくれというテイタラクです。

やはり施主はもっと賢くならなければ!

beやフォルクスも大分変わってきましたので、studio SHOH 佐賀井さんあたりに一度ご相談されてはいかがでしょうか。
URL http://shoh.sub.jp/architects/
shoh-okw@hw.catv.ne.jp

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2016年04月27日 17:30に投稿されたエントリーのページです。

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