「正直者のイス」を作った時には、テーブルソーしかなかったので、全て直線で設計した。今はバンドソーもあるので、少し曲線を取り入れたイスに改造してみることにした。「正直者のイス」改め「ちょっと曲者のイス」である。
まずはsketchupで図面を描く。
どこを改造したかは、新旧並べてみると明らかである(左が曲者、右が正直者)。要するに座面と背もたれの部分に少し曲がりをつけたのである(矢印)。座面は前の部分が後ろよりおよそ2.5cm上がっている。曲がりをつけることで、快適性を増そうという作戦だ。参考にしたHank gilpinのイスに近づいてきたかなあ。
sketchupの便利なところは、何枚かに分けて原寸でパーツがブリントアウトできることである。12mmn厚の合板で型紙を作って、材料の上に置いてみた(上が座面、下が背もたれ)。材料は残っていた、2x4と2x6。野ざらしにするのではないので、まあ、大丈夫でしょう。
ちょっと曲がりをつけるだけで、直線だったら2本とれるところが1本しかとれない。それだけ無駄が多くでるということを実感しましたね。