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生木のボウル(鉢)part3 その3

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すぐ忘れてしまうので、以下に作図法の覚書を書き留めておく。

1,長軸の中心線を基準にして、短軸の中心線を引く。
作図にあたっては、ちょっと大きめのコンパスを多様するが、このビームコンパスがなかなか便利である。
 

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2.2つの中心線の交点Oを中心にして、楕円の短軸となる大きさの円を描く。

 

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3.ボール長軸の外側となる円弧、内側となる円弧を描く。

 

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4.A点を中心にして、内側の円弧の半径で楕円の焦点B,Cを決める。

 

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5.焦点B,Cにピンを打って、紐を使って楕円を描く。

紐を使う楕円の描き方は、web上にいろいろ出ているので、そちらを参考にしてください。

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6.O点を中心に短軸の外側となる円を描く。

 

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7.ボールの長軸の外側となる円弧の端から、短軸の外側となる点に向ってS字状のカーブを描く。このS字を四隅に描けば完成。
う〜む、なかなか複雑ですね。説明に使った図は2次元だが、実際にはこの作図をかまぼこ型の木にするわけである。

 

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2021年03月01日 10:35に投稿されたエントリーのページです。

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