リョービCS-3610Sのチェーンソーオイルの減りが悪くなってきたなと思ったら、ついにオイルが出なくなってしまった。
こちらを参考にして分解してみたが、構造がまるで変わってしまっている。オイルタンクから先は、プラスチックの筐体の中に入ってしまって、ウォームギアの受け手のギアが見えるだけで、オイルポンプがどうなっているのかは分解できず分からない。
しょうがないので、オイルタンクから出ているポリエチレン?パイプをはずして(矢印)、エアーを吹いてみる(コンプレッサーは持っていないので、自転車の空気入れで代用)。しかし、全然改善は見られず、かえってオイル吐出口からちょっと滲んでいたオイルも全く出なくなってお手上げ状態。オイルの経路に空気の泡でもつまって邪魔をしているのだろうか。
空気がダメなら液体でというので、オイルより粘度の低い石油をシリンジに吸ってポリエチレン?パイプからポンプアップしてみた。なんとオイル吐出口から石油が勢いよく吹き出すではないか。今度はチェーンオイルをシリンジで入れると、吐出口からオイルが出てきた。
ポリエチレン?パイプは瞬間接着剤でオイルタンクに固定し、全体を組み直してスイッチを入れると・・・・・・
ちゃんと吐出口からオイルが出て(矢印)成功である。
やれやれ、途中でもう諦めて、オイルを手動でかけてやろうかと思ったが、何とか修理できてバンザイだ。
それにしても、ギアポンプをまるで見えなくして、アクセス出来なくするなんて改悪である。恐らく修理に出すと、オイルポンプがある側を全取っ替えするのだろう。その方が簡単ですからね。