オーストラリアの友人の家に毎晩ポッサムがやってくるという。
そばに大きな公園があるが、東京でいえば世田谷区辺り。
「見つけるのなんか簡単さあ」というので、夜の7時くらいにポッサム探しに出かける。あっ、もう数匹木の上を歩いている。
オーストラリア人はオポッサムと呼ぶが、ポッサムとオポッサムは違うようだ。ただしカンガルーなどと同じように、子供を腹の袋の中で育てる有袋類だ。
かわいい顔をしているが、夜中に屋根の上で運動会をしたり、ひどい場合は屋根瓦をやぶって屋根裏に住み着いたりと、なかなか大変な動物のようだ。個人では捕獲できず、オポッサム・キャッチャーというライセンスをもった人に頼まなければいけないそうだ。