メルボルン郊外にあるラトローブ大学は、構内に何ヘクタールもの大きさの野生動物保護区を持っている。google mapだとwildlife reserve(ワイルドライフ保護区)と書いてあるあたりだ。
夕方からはガイド付きのツアーがあるが、昼間は10時から3時まで只で入れる。昼間は団体のお客でもいない限りガイドツアーはないのでガラガラだ。
動物も安全なことを心得ているらしく、日だまりでくつろいでひなたぼっこなどをしている。ふと見ると子連れのカンガルーが授乳中だ。こんな近くで見たのは初めてだ。
池の近くに行くと、あれっ高い木にかけられた巣箱にちゃっかりとカモ?が住み着いている。本当はもっと小さな鳥用なのにこんな小さな入口から中に入れるのだろうか。
池の方で何やらガサゴソと音がするので、ヤブを透かして見てみると、ダチョウの仲間のエミューがエサを漁っている。エミューはオーストラリアの国鳥だ。
オーストラリアの北東の熱帯雨林には同じ仲間のcassowary(ヒクイドリ )が住んでいる。こちらは縄張り意識が強く、この鳥にまともにとび蹴りを食らうと、一発であの世行きになってしまうので、非常に恐れられているそうだ。