35・アリとシャク
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小さな水たまりを見つけ、急いでノドの渇きを癒そうとしたら、これが鏡の欠けら。突き出した口の先から痛みが全身に走って・・・という、人間界の粗忽者が昆虫界にもお仲間はいるのではないかという発想から出来た作品デス。
W76㎜・H96㎜・D20㎜ 材、ブナ。
W73㎜・H95㎜・D20㎜ 材、ブナ。こういった作品を作った当初は、締め切りに迫られて出来たもので、意味合いなど振り返って考えもしませんでした。が、改めて見返すと思い当たるフシが・・・。
W77㎜・H96㎜・D19㎜ 材、ブナ。昆虫シリーズを作っていたこの当時、生活環境や自分の殻まですべて壊して、再生したいという思いが強くあったようです。
W89㎜・H96㎜・D20㎜ 材、ブナ。で、結局、生来の怠け者の本領を発揮してシマイマシタトサ。
オードリー・ヘプバーン主演のなかでも、背景や車など含めて気に入りの場面が多い映画です。このカットは、サブリナがアメリカ上流社会のパーティーを木の上から覗く場面。
富豪一家の運転手の娘、サブリナが一家の次男に失恋し、その痛手をパリ留学で癒して帰国、駅舎に着いた場面。田舎娘から美しく変身したサブリナも素敵でしたが、次男の運転する車にも魅せられました。
「ローマの休日」に続いて同じ年に公開。この作品からオードリー・ヘプバーンの映画に、ユベール・ド・ジバンシィが衣装担当に参加、当時の映画は遊びに余裕がありました。
脚本 ビリー・ワイルダー、サミュエル・テイラー、アーネスト・レーマン 撮影 チャールズ・ラング・Jr 監督 ビリー・ワイルダー 制作 1954 アメリカ
若干二十歳前後の若者たちの台頭で、ゴルフブームが再燃しているようです。
巻き舌で怒る親熊の図。随分とツバキが飛び散っています。
目線
夜明け前のライバル
ゴルフ依存症
風力本願でカップ・イン
ローマの休日'53、麗しのサブリナ'53、戦争と平和'56、に続いて、大御所フレッド・アステアと組んだオードリー・ヘプバーンのミュージカル&モード映画。
グリニッチ・ヴィレッジの本屋の前に停めた車から、書店員のオードリーをモデルにして撮るため、スタッフを追い立てて慌ただしく撮影準備に向かう場面。
'53「サブリナ」で衣装協力したユベール・ド・ジヴァンシーが、この作品から、'57「昼下がりの情事」、'61「ティファニーで朝食を」、'63「シャレード」、'64「パリで一緒に」、'66「おしゃれ泥棒」と続いたオードリー映画の衣装を担当。後ろ姿はフレッド・アステア。このとき58歳でした。
脚本 レナード・ガーシェ、撮影 レイ・ジューン、 監督 スタンリー・ドーネン。1957年製作 アメリカ
紅葉と抜け毛の秋