愛猫の雲隠れ半蔵が彼岸に旅立って一年。
無類の猫好きがリハビリ介護士に一人居て、その介護士の運転の送迎車に乗り合わせたりすると、最近BSで放送している岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」の話になる。
彼女の場合ペット禁止のマンションのようで、私の場合は未だに縁が繋がらない。
週二のリハビリ訓練の休憩で、いつものメンバー間の雑談はネコならぬメダカ談義がこのところの話題となっている。
メダカの中には1匹【万】の値が付く種類もあるとのこと。
数日前に私も以前は泥鰌を飼っていたことや、その頃はメダカも欲しかったと、諸先輩の話題に付いていたところ、その中の一人が突然昨日、自宅で繁殖しているメダカをビンに 入れて持って来てくれた。
年寄りのせっかちで、朝から用意していたとのことで、18匹居たメダカの約半数がオシャカになっていて、訓練中はマドンナたちの世話でビンからバケツに保護してもらっていたが、夕方の帰り時間にはよれよれの一匹を入れても6匹。
テリー・サラバス氏の「塩ひとつまみ入れておけば、残りは大丈夫」と、わが家に着いてから早速延命処置をとったが、どうなることやら。
これから迂闊に諸先輩の雑談に入っていってはいけないと、肝にめいじた日となった。