ナベサダが乗るヤマハ・タウニーのバイクを見送った工事現場の親父が「いいなァ、アレ」。
「ホンダ」を、ただただ連呼してマッドネスが歩くだけで肝心の車が出てこないホンダ・シティのCM。
「ハエハエカカカ」の柄本明、「トンデレラ」「シンデレラ」の研ナオコのキンチョール。
「私はこれで会社を辞めました」の禁煙パイポ。
「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか、みんな悩んで大きくなった』の野坂昭如の珍妙な歌と踊りのサントリー・ゴールド。
切れの良いCMは、記憶に残ります。
が、なかには訳の分からないものもあって、「みじかびの、きゃぷりてとればすぎちょびれ、すぎかきすらの、はっぱふみふみ、ーわかるね」分からん!。
大橋巨泉のこのCM一本でパイロット万年筆が売れて、業績不振の会社の閑古鳥が飛び去って行ったなど。
CMは煎じ詰めると、ぬいぐるみのゴリラのつぶやく、「オレ、社長(会社)の代理」(明治ミルクチョコレート)なんですね。
不景気は近年のテレビCMが象徴していますね。
何とか元気と喝を入れて欲しいものです。