犬型の握り手の成形は、満足の出来とはいかなかった。
悲しいかな、これが現在では自分が出来る精一杯の仕上がりなので、現実を認めるしかない。
敗因は、凝り性の性格をセーブ出来ず、霧中でつっぱして作ってしまった事。
が、腕慣らしとしては十分で、次のオートマタ制作に、このまますんなり入ることが出来そうです。
握り手の材はブラックウォルナット 、犬の鼻だけ直径3.5ミリの黒檀をはめ込んでます。
握り手と杖を装着する前に、アカザの杖にワトコのセピアカラーのオイルを付けたところ、マダラになってみすぼらしくなってしまった。
あわてて黒のプラカラーを吹きつけてしまって、余計に台無しになってしまった。
左上の握り手は、ワトコオイルを塗る前で、下2点は塗り終えたもの。
出来は満足とはほど遠いが、アカザの情報や現物(茎や種など)をくれたコジャック親父に、遅まきながらプレゼントとなった。