今年もリハビリ訓練の回数が、あとわずかとなってきた。
最近、約3ヶ月ほどデイサービスを休んでいた某氏が、先日元気な姿を見せてくれた。
ここでは個人情報は原則禁止だが、本人から公開してくれたところによると、原因は大腸がんで入院していたと、あっけらかんと宣った。
で、人工肛門になったので、随分楽になったよと強気の弁。
そういえばいつも同じテーブルのキューブ氏は、ようやく聞き取れる話し方で、胃がんだったと告白していた。
ここでは病気の見本市の集まりで、皆さん外見では健常者と同じに行動しているように思えたが、健康で何の問題もなく生活している老人に、デイサービスは無縁だった。
病後のダメージを抱えている人は、当人にだけしか苦しさは分からないもの。
杖やカートなど、何の助けも要らず自力で歩ければと、それに周りの人間に、気遣いをさせない生活が出来れば、御の字なんですが。