大雑把な性格の現れで、極小の仕事部屋なのに木工作業までしていたので、掃除機の届きにくい床面に、数年にわたって積もったままの塵や細かいパウダー状の木屑までこびり付いていた。
一昨日の日曜日は、思い切って仕事部屋の整理整頓と、ぞうきんで床の拭き掃除の日となった。
取りかかりは、マップケースの上に設置したパソコンの裏側にあるインターネットや電話機の延長コード。
コード類は絡まっていては掃除が難しいので、表に出て窓側から(三和土に設置した室外機を間にして)手を伸ばさなければ、コードをほどくことが出来ない。
これが難題で、右手を肩から上に伸ばすと、(半身麻痺の不思議な症状のうちのひとつで)左足が床や地面から浮いてくるので、バランスが取りづらいことこの上ない。
この程度のことで、小一時間ほど、ほぼ右足だけで立ちっぱなしになっていた。
次は机やマップケースの下の床拭きで、体の左側を床にしないと、床拭きが出来ない。
この無理な姿勢での掃除は、思いの外重労働で、掃除は朝食後から昼過ぎまでかかってしまった。
この半日の労働で、一日分のスタミナを使い切ったという情けない1日だった。