群馬に住む母から、築40年の家の基礎にヒビが入っていて、直して貰うよう業者に頼んだので、承諾書にサインを頼むと電話があった。
その3時間後に業者が来て、75歳以上の客と工事契約する場合は近親者の署名捺印が必要と説明があった。
それが13日。
翌日に熊本大地震が起き、現在まで震度6以上の本震余震が7回も頻発している。
友人知己から、地震の備えをメールで頂いている。
科学が発達している現在でも、地震予知予測がまだ出来ていない。
熊本と群馬の地域の違いはあっても、紙一重の差で環境が激変してしまう。
いつも車で出かけるときに、家内から「大丈夫?」と声をかけてくるので腹立たしく思っていた。
世の中に大丈夫などということはひとつもない。
と、出かける度に、声をかけてくれるなら、せめて「気をつけて」と、言ってくれるよう注意していた。
うがったようなことを言う私だが、恥ずかしながら、地震に対する予防処置や、何の備蓄も出来ていない。
今の自分には、これ以上の災害が広がらないよう、不明者の無事を祈ることか出来ない。