杖の握り手にするアカショウビンの完成が見えてきた。
先日の水曜と木曜日は一日用事に追われ、造形作業が出来なかった。
その他の日も合間をくぐって、分厚い文庫本のR・D・ウイングフィールドの『夜のフロスト』は先ほどようやく読み終えた。
近年のテレビは、クイズや食べ物番組の他、必要もない知識を問う番組に加え、見る側を恥ずかしくするような野暮なCMが殆どなので、暇を見つけては本に齧りつく習慣が身についてしまった。
そんな訳で、把手部分を作っていて、ボンドが乾く合間の小休止に本に手を出して読んでいる始末で、大分完成が遅れていた。
アカショウビンの杖をはめ込む径は、前もって直径20ミリに開けてしまっていたので、最終的に選んだアカザの杖は若干細い。
で、把手がブレないように20ミリの木を埋め込む作業が一手間増えてしまったのだ。
この後、黒檀でアカショウビンの目を作ってはめ込み、水性着色剤でコーティングします。