雨の日は木工作業が屋内に限られるが、手の怪我が加わると作業は出来ない。
先日はそんな日だったので、リハビリ施設の指導員の口車に乗って、第二弾の戦後軽音楽史のCDを作ってみた。
出だしの「リンゴ追分」、江利チエミ「テネシー・ワルツ」雪村いずみ「オー・マイ・パパ」、アーサー・キット「ショージョージ」、「悲しき60才」までは、「ラジオ深夜便」や「愛しのオールディーズ」というNHKの録音テープから選んだ。
次、[バナナボート」から[マシュ・ケ・ナダ」までは14〜5年前に故買店から買い集めたLPやEPレコードを押入れから引っ張り出してセレクトした。
当時はレコード復古ブーム直前だったので、カラヤンの交響曲10枚組LPが100円という信じられない値が付いていたのが運の尽きで、その後は徐々に枚数が増えていった。後半の終わり近く、NHKラジオ第一の「亀渕昭信のいくつになってもロケンロール」というお気に入りの番組テープで「30年を2時間半で」という曲も入れてみた。
11年前の大病で入院中、録音が途中出来なかった思い入れ深いテープで、寄り道で聴きこんでCD作りがまる一日になってしまった。
デイリハ仲間の団塊世代から90代のお年寄に訓練の間に、このCDを聴いて昔に戻って楽しんでもらえれるといいが。