be-h@usの基礎は、底部が一枚の板状になっているべた基礎とよばれるものだ。地業からベースコンクリートを打つところまでは、スケジュールがあわず見学できなかった。
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最近の型枠は昔と違って、木製ではなく金属製のものを使っている。給排水関係の配管も既に行ってあった(水色のビニールシートで覆ってある部分)。
今日は立ち上がりのコンクリートの打設を行う。打設の前にチェックすると・・・・・・
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配筋がほとんど型枠にくっついていて、被り厚が4センチ以上確保できていない部分が数カ所もあった。あとは設計図通りで無い部分が二カ所。被り厚というのは、次のような理由で大切だという。
コンクリートは打設当初はアルカリ性だが、これが空気中の二酸化炭素と反応して表面から段々と中性化する。中性化によってコンクリートそのものの強度は変化しないが、中に入っている鉄筋が腐食しやすくなり強度が低下するという。そこで、建築基準法で基礎の立ち上がりは、被り厚4センチと決められているとのこと。
被り厚なんていうのは、一番のチェック事項なのに、最近の職人さんは自分の仕事の見直しというのをしないのだろうか。それとも、軽いジャブをだして、現場管理の力量をみているのだろうか。
幸い、佐賀井さんがきちんと駄目だしをして、自ら修正もしてくれた。でも、素朴な疑問だが、こうやって修正してもベースのコンクリートから立ち上がっている部分は動く訳じゃないんだけど・・・・・・