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うま三題 その1

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うまと言っても、生き物の馬ではない。
広辞苑によれば「四方に開いた支脚を有する台。脚立(きやたつ)の類」とある。

写真は大工が使っている、合板製のうま。12〜15mm位?の合板に菓子箱のしきりのようなスリットをつけて、X字状に組んで使用する。高さは40cm程度と座り机のようだが、かがんだ姿勢で立って使用している。この位の高さのほうが、力を加えやすいのかもしれない。

丸い穴を開けて軽量化も図っている。穴もいろいろ試行錯誤したんでしょうが、なかなか美しいですね(サイコロが好きなのかな)。

 

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これは、ばらしたところ(こちらは軽量化のための穴は開いていない)。とてもコンパクトにできている。

文字通りX字状に立てて使用すると、天板の高さを上げることができる。

コメント (5)

go-shiyo:

yumさま

こういうのが一つ有ると便利ですネ。大工仕事だけでは無く、宴会の座卓に、花見や月見の縁台に...、いろいろ使えそうです。
大工系にしても、足の高さにバリエーションがあると使いでが広がるでしょう!

日本人は地べたにペタンと腰を落として平気で作業します。俗に言う、ジャパニーズウンチングスタイルです。昔から出張でやって来る外国人技師たちは、意味が分からない!クレイジー!!だと両手を広げて首をすくめます。確かに彼らは目線の高さで作業をすることを、基本としているようです。

yumさんがおっしゃるとおり40センチの高さは、手持ち工具で力を入れる時や足を上げて材を押さえるのには、良い高さです。
しかし、長時間の作業には腰に負担がかかるので、ちょっと低い気がします。

yum:

go-shiyoさま

分解時の天板が3尺x6尺だとすると、高さは45センチ位でしょうか。
仰るとおり、長時間の作業にはちょっと低くて、腰痛友の会の私としては、見ているだけで腰が痛くなりそうです。

go-shiyo:

yumさま

腰をお大事に!うま三題その2にも期待いたします。

kass:

このタイプのうまがホームセンターで売ってました。3,000円くらいからあったような…スリットがきれいなものは、きっと市販品だと思います。

うまの高さが無いのは、大物を扱えなくなるからでしょうね。最近それが判ったので、うまの高さを変えようと画策しております。
我が家のは90cmくらいありました。小手先の作業にはいいんですけどね。

yum:

kassさま

ホームセンターで売っているとは知りませんでした。

最近やってくる大工さんが変わりましたが、同じようなウマを持っていたので、市販品かもしれません。

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2008年09月15日 20:24に投稿されたエントリーのページです。

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