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せかんどおぴにおん

 


医学の世界ではセカンド・オピニオン、つまり患者が主治医以外の医師に意見を求めることは常識になっている。 今回、別件で施工業者とは違う設備屋に見積もりをとるときに、たまたま給湯関係の配管の話がでて、家でもセカンド・オピニオンの重要性を痛感した。

業者いわく、「すごい配管ですね。寒冷地ということを全然考えてませんね。一応ヒーターは入っているようですけど、寒冷地じゃ普通この倍の断熱をします。それにこのむき出しの暖房用の架橋ポリパイプ(赤矢印)、紫外線に弱いんだから、これじゃすぐぼろぼろになってしまいますよ。この長府の加圧タンクも・・・・・・。業者が知識がないんだったら、せめて設計者がチェックしなくちゃね。」とボロクソである。

まあ、多少のバイアスはかかっているとしても、架橋ポリに関しては保管に関しても直射日光に当てるなと書いてあって、遮光用の袋の中に入っているところからみても事実だろう。施工業者は暖房用の配管は途中で分からないとギブアップして、結局メーカーの技術者を呼ぶことになったくらいだから、勉強不足は明らかだ。

建築の世界だって、設備に関しては特に進歩が速いからキャッチアップが大変だ。本来なら、施工業者に知識がない場合、施工にかかる前にセカンド・オピニオンを聞いて実力の無い業者は排除すべきではないだろうか。

コメント (4)

kass:

見た目に美しくない(すいません…)風呂場周りですが、まさか寒冷地仕様にすらなっていないとは驚きです。
プロの領域まで施主が気に掛けなきゃいけないとなると、何がセルフビルドなんだか…

yum:

kassさま

果たして最近はどうなのか、ヒータをつければokなのか、確かめてみなくてはなりません。ご近所のパイプを見てこようと思います。
kassさんの所は、そんなに冷え込みは厳しくないのでしょうか。

kass:

yumさま

我が家の周辺は-5度位まで下がるようです。榛名に比べたら全然でしょう。

yum:

kassさま

それほど寒くはないんですね。榛名は25日朝、マイナス10度以下でした。24日に外構の工事をするためユンボがきたのですが、日陰のところは凍土になっていて、ユンボでも歯がたちませんでした。削岩機を使っていたようです。

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2009年01月19日 21:00に投稿されたエントリーのページです。

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