« デッキ・プロジェクト その1 | メイン | 遠大な計画 その6 »

韮崎サイコロ小屋報告3 〜搬入   

instl00

6月11日、Be部材の搬入でした。11日は確定なので、毎日天気予報を見てはやきもきしていましたが、当然どうもならず。曇り時々雨の予報のなか、中央高速道の上では時に強い雨も降り、しかし現場に着くころはかなり明るくなってほっとしました。

4Tトラックが2台きていました。部材の数量は、土台24本、柱49本、梁62本、外壁パネル42枚、ヤネパネル24枚で、1台のトラックには柱、梁、他の1台にはパネルが載せられています。
それぞれ適当な大きさに、テープで結束されています。柱梁は全体を紙で巻いた上にビニールがかけられています。パネルはビニールのみ。


inst01

写真1. パネルを下ろす。パネルの内側同士を合せてテープで結束している。パネル外側の9MMベニヤにクレーンの綱が掛けられるので、その部分はかなり変形する。置くところの下には角材を置いてある。

梱包ごとに内容を書いた紙が貼り付けられていますが、ここで問題発生、「2階梁」しかない、屋根の梁はどうしたんだ、ということになりました。
工場に確認すると、「工場では部材の記号しか把握していない、従って、それがどこに取り付けられるかはわからない」という返事。なるほど、例えばB240は、2階の梁にもヤネの梁にもなります。「2階梁」の表現は、土台ではないよ、という程度のことでしょう。

 

inst02

写真2. 柱、梁も下ろす。左の基礎の中は、土台

置く場所は工務店の指示、低い電線をくぐってのクレーン作業でした。
クレーンの綱をかけるところに養生のアテ板を当てながら吊っていきます。それでも、パネルの9MMベニヤの吊り上げ部分はかなり変形するので、しっかりした厚みのあるアテ板を用意したほうがいいと思いました。
工務店の話では、トラックによっては、その簡単なアテ板さえ持ってこないとか。


inst03

写真3.ブルーシートで覆う。右の奥がパネル、低く積んであるのが柱梁。基礎の中が土台

最後はブルーシートで覆って終了、朝8時半ころからから始めて11時過ぎには終わりました。
さてこのブルーシート、翌日行ったら見事に外れていました。しっかり固定しておかないと案外簡単にめくれてしまうようです。搬入から立て方まで間があいてしまう現場では注意したいことかと思います。

コメントを投稿

About

2009年06月13日 05:27に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「デッキ・プロジェクト その1」です。

次の投稿は「遠大な計画 その6」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35