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韮崎サイコロ小屋報告5 〜建て方本番

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6日に土台を据え、金具つけも大体終わり、17日水曜日の朝から建て方が始まりました。作業手順はやはりBe-h@usのマニュアル通り、----一部に変更を反映していない箇所があるものの、よくできたマニュアルと思いました。

 

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建て方の順序は、土台の上に1階柱、2階梁、1階外壁パネル、2階床、2階柱、ヤネ梁、2階外壁パネル、ヤネパネル、でした。

 

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写真1. 1階の柱建て込み

 

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写真2. 柱の根元のドリフトピンを打つ。素人はピンより柱を打ってしまう

 

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写真3. ホゾパイプとドリフトピン。ピンにはテーパーがついているので、多少ズレがあっても打ち込んでいける、腕がよければ

 

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写真4. 2階梁の落し込み。柱の穴とホゾパイプにもさほどのズレが無くて、順調に入っていく

 

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写真5.  2階柱建て込み。既に1階の標準パネルが入っている

 

bld06 写真6. 2階床、Jパネル張り。右下、柱が立つところを切り欠いている

2階の床はあとからJパネルを自分で張るつもりでいたのですが、床があった方が作業し易いからという工務店側の意向に従いました。

 

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写真7. Jパネルの外周部釘打ち。パネルが無いので垂直に打てる。WPS部材はまだ付いていない。

 中間の水平構面を決めることは正確な建て込みに役立つでしょう。また外壁パネルが入っていない段階で床周囲の釘打ちを行えるので能率的でかつ信頼性も高そうな気がします。BE-WORKSが推奨する順序はどうなっているでしょうか。


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写真8. 下げ振りで柱の立て入れ(垂直)を見ている。少し押す程度で調整できる、右のパネルに釘打ち、固定。

さて、土台の水平は確保されているので、あとは柱の垂直を確認しつつ作業を進めることになります。 今回工務店がとった方法は、各面に1枚づつパネルをはめ込んでから下げ振りで柱の倒れを確認、垂直になったところでパネルに釘打ち固定、という確実な手順 でした。わたしの素人考えでは、パネルをはめ込んでいくに従って自然に垂直がでていくはずで、途中の確認は不要と思っていたのですが。

ほとんどの外壁パネル、ヤネパネルは、大工さんのひと押しふた押し、ひと蹴りふた蹴りで面白いようにはめ込まれていきます。この寸法の正確さは脅威的でした。


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写真9. ヤネ梁の取り付けも終わる


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写真10.  ヤネパネルが載る。雲行きが怪しくなって、2回の外壁パネルは後回しにする。同時に資材をなかに運び込んでいる


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写真11.  2階梁のあたりを外から見る。パネルの釘が少し少ないような気がするが----

 


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写真12.  写真左は写真11(右)と同じような箇所、ボルトが逆についている。梁がついてしまったので、あえて付け直しはしなかった。ボルトを多少すらなくてはならないかもしれない


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写真13.  夕方にはこうなった。残すパネルは開口周りなど。クレーンも引き上げた。雨が来そう

かくして5時前には壁とヤネの標準パネルは全部はめ込まれました。柱が50本、梁が60本、標準の壁とヤネパネルが60枚、これだけのものがクレー ンと大工5人で8時間くらいで組みあがったことになります。打ち込んだドリフトピンはなんと5万本、まではいかないものの600本近いようです。 また、支給された金具が全て無くなって、過不足無く付けられたことを証明してくれました。


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写真14. BE-WORKSのえらい人おふたり。ありがとうございました。向こうの丘陵は七里岩

夕方には雨よけのブルーシートを掛けられるまでに辿り着きました。工務店とBE-WORKS関係者の方々に、そして梅雨の晴れ間を与えてくれた天にも感謝感謝です。

 

 作業を振り返って、気がついたことをいくつか

1.金具が正確につけられているかを確認する人が必要。
建て込みの進行ばかりに気をとられていると間違いの発見が遅くなります。今回は、経験者の喧々山房主人と、マニュアルが枕頭の書というgo-shiyoさんが見張って岡目八目、何回か誤りを見つけて下さり、助かりました。

2.パネルに打たれた釘の数を最終確認して回る人も必要。
ドリフ トピンは後からでも確認できますが、釘の場合そうはいきません、シートを張ってしまったら一巻の終わり。特にナナメ釘打ちは目立たないので省略されそうで す。目の悪い人は望遠鏡でも用意したいところ、近視兼老眼のわたしはしっかり確認できませんでした。といって、一々数をかぞえるほど神経質にならなくても いいでしょうが。

3.前回述べた、梁の一番上のピンの確認も最重要。

4.梁の高さが120ミリの場合、梁受け金物のボルトは1本です。この場合、梁が転びがちなので、やはり最終的に調整して回ることが必要です。

5.パネルのはめ込みは、平行移動の感じで。
柱梁の内法寸法とパネル外外寸法はほとんどぴったりに、驚くほど正確にできているので、パネルの一方を入れすぎると他方が競ってしまって入りません。カケヤでひっぱたいてパネルの角を壊して押し込むような愚は避けたいところです。

 

コメント (7)

nak:

詳細なレポート有難う御座います。セルフビルドを考えたり、計画している人にとっては、大変参考になると思います。
お書き頂いた注意すべきことには意味があり、Be-worksとして改善すべきことも大切で、これから改良にご協力頂きたいと思います。
それと、Be-hausの良い所も書いていただいてありがとう御座います。

ただ、変な男の写真だけはいただけませんね。

saikoro :

変な男たちさまのおかげでここまで来ることができました。ほんとに感謝です。

それにお言葉ですが、Be-h@usは良いところだらけです。自力建設というと大概の人がログハウスですかとのたまいますが、それよりはるかに容易で良質で安い建築方法と思います。また、2*4に比べても決して遜色ないと思っています。

わたしのような貧乏人にはとてもありがたいシステムです。金持ちにも良いでしょうが。

yum:

saikoroさま

写真7のように、外壁パネルが入っていない段階で床周囲の釘打ちを行うと、ネジの頭が隠れるのでしょうか?
床周囲以外の、床板と床板の継ぎ目のところも、ネジの頭は隠れるのでしょうか。

いくらスッピンの家といっても、床にネジの頭が出ているというのは、美しいものではありません。

もし、そうであるならば、これから建てる方は、それを踏襲していただくと良いのではないでしょうか。

saikoro:

外周部についてはその通りです。しかし、なかは床材次第ではないかと思います。

今回使用したJパネルは、実加工がしてあるので、釘が隠れる事は隠れますが、それで水平の構造面を形成できるかというと弱いような気がします。
というのは、凸のほうは釘を打たないで押し込むだけなので、つまり板の一方は遊んでいる訳で、構造的に用を成さないのではと考えるのですが。

釘頭を見せたくないなら、下地に合板、上に縁甲板、という方法しかないのではないでしょうか。

わたしは、釘の脳天打ちで済ませるつもりです。壁だって釘の頭だらけですから。

yum:

saikoroさま

釘頭を出したくない理由はもう一つあります。
インパクトドライバーでがんがんとネジ釘を打つと、ネジがめり込んだ部分がささくれだって、トゲが刺さったりします。

杉板だと柔らかいから大丈夫かもしれませんが、be floorのホワイトウッドは硬くて、素足派の私は結構けがをしました。

工務店にいって、ヤスリで擦ってもらいましたが、未だに家内はストッキングを引っかけて穴を開け、怒っています。

saikoro :

そのことは気がつきませんでした。
せっかくの板の床なのに素足で歩けないのでは面白くないです。
わたしのところはまだ本格的に釘を打ってないので様子がわからないのですが、ありうることと思います。
いま考えられる対策としては、ビスを深く打ち込んで、サンドペーパーでササクレをすって、パテ処理する、くらいでしょうか。

杉のJパネルの場合どうなるか、観察して、報告します。

saikoroさま、yumさま こんにちは!

釘の頭が見えるのを嫌うか、気にとめないかは、個人の好みの問題ですから、論議しても意味がないのでやりません。しかし、ささくれが有って怪我をするなら問題でしょうから、対策が必要でしょう!
木ネジの頭が見えても良いのなら、下穴を皿もみして埋める事も必要でしょうか?イペやウリンのハードウッドのデッキなどは、確実に処理されていますネ

当方はBeフロアを予定しています。金物を固定するネジ頭は全く気になりませんが、床板のビスは気になるので、5mmほど沈めて木栓で隠すつもりです。壁際の斜め打ちは、最終的には塗り壁仕上げを予定しているので、幅木で隠すつもりです。

厚物合板で剛床にして、上には好みの仕上げ材を張るのが、一般的なのでしょうが、せっかく壁パネル下に潜るカタチでフロアが設計されているなら、それに従おうと思っています。

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2009年06月25日 13:01に投稿されたエントリーのページです。

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