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階段側壁の塗装

paint10

be-h@usの内壁というのは、基本的にはスッピンむき出しのままだ。それで、友人や近所の人が見に来ると、大体口をそろえて「まだ、壁紙を貼らないんですね」とか「ペンキ塗るんでしょう」という。

beのユーザもnakさんは別格にしても、オイルフィニッシュ用のオイルを塗ってみたり、石膏ボードの上にペンキを塗ってみたりと色々なようだ。

我が家の場合は、内壁はまだ放っておいて、とりあえず階段の側壁を塗ってみることにした。これとても、実際に塗ろうとすると、何処までは塗って何処は塗らないでおくかという問題も出てくる。100%の白はちょっと目にきついので、今回はウォームグレイという恐らく80〜85%位の白を塗ってみた。

結構、面積が広かったので、塗り終わってみると、何だか部屋全体が明るくなったようだ。
塗装について、気がついた事をちょっとまとめてみた。

 

1)下地処理

tonoko   ペンキ屋のサイトを見ると、シーラーを塗れとかアク・ヤニ止めを塗れとかいろいろ面倒くさいことが書いてあって、頭がいたくなりそうだ。
今回はシナランバーコアに塗るので、釘の頭はパテを塗って、あとの部分は砥の粉で目止めした。パテも砥の粉もホームセンターで調達した500円程度のもの。


2)塗料

nippe  

室内に塗るので、低VOC(揮発性の有機化合物などが少ない)水性ペイントにした。
これもwebなどで探すと輸入製品が多いのだが、ホームセンターですぐ調達できる国産のものにした。今回使用したのは、ニッペの水性エコファミリー(1.6L)ウォームグレイ。何故かインターネットより近所のカインズホームの方が3000円弱と1000円以上安かった。

本当は日本の界面化学の技術というのは、相当優れているし、もはや海外の製品に比べて劣ってはいないのだが、何だかパッケージで損していますね。ニッペ、 アサヒペン、カンペ・・・・・・どのメーカーの缶からをみてもダサイ絵がついていて、こんなの塗って大丈夫かなと思わせてしまう。

ペイントの種類というのは、N先生はワトコが好きとかA先生はキシラデコール御用達とか、設計者の好みで決まる傾向があるが、科学は日々進歩しているのだから、そろそろ見直しても良いのではないだろうか。

それには、国などの第三者機関が比較実験してくれると有り難いのだが、まあ、やらないでしょうね。

3)ハケ

kote
   水性ペイントはローラーで塗ることが多い。しかし、どうしてもローラーのスポンジの跡がつくようで好きになれないので、今回はコテバケを使ってみた。これがなかなか調子が良いのだ。

前回、台所の棚はシャーウィン・ウイリアムズというアメリカ製の水性ペイントを使ったが、結構粘度が高くてそれを薄めずに塗れと注意書きには書いてあった。これも、コテバケを使えばキレイに塗れたのではないかと思う。



コメント (2)

kass:

ハケについて、私はスポンジ刷毛(100円くらいのモノ)を使い捨てにすることが多いです。コテバケ並みに使いやすいし、洗う手間も省ける。
勿体ないと言う声もありましょうが、1年に2、3回しか使わないとなると、次に使用するときにはハケがパキパキになっていることが多いもので…

yum:

kassさま

仰るように、刷毛って、洗ってとっておいても、次に使うときに固まっていたりすることがよくあります。
コテバケも結構高いので、100円のスポンジ刷毛なら使い捨てでも惜しくないですね。

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2009年11月03日 10:43に投稿されたエントリーのページです。

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