宮本武蔵は五輪の書「水之巻」で観見二眼ということを言っている。「観」は心で見て、「見」はまなこで見る事だそうだ。
え〜と、先週「be-windowの不調」について書いたが、upの写真をとりながらレールばかりに気を取られていて、大切なところ(矢印)を見逃していた。
矢印の所が擦れて重くなっていたのであった。
今週末、設計の佐賀井氏と工務店がやってきて、鴨居の中央部を3mm程度上げて一件落着した。こちらの角度から見れば、何処が擦れていたかは一目瞭然である。
兵法書だけでなく、サン・テグジュペリの『星の王子さま』にも次のような一節がある。「大切なことは目に見えない。心でしか正しく見ることができないのさ」と。
心眼で見ることの大切さをさとりましたね。