« be-window 不調 その2 | メイン | CD/R DVD/R パッケージ再利用法 »

デッキの基礎 ボイド管派vs羽子板付き沓石派

void01

今年は標高700mの当地でもめちゃくちゃ暑くて、屋外で作業するのは相当な勇気がいる。50cm近い穴を9個掘ったら、何だかめまいがしてきた。

ここは冬には凍土になるところもあって、凍結深度が40cm位あるので一応50cm掘って10cm位捨てコンを流して、その上に 40cmの基礎を作っている。
ボイド管の径は上にパーゴラを建てたりしないので、200mmでなく150mmで済ましている。

 

  void02  

 これは反対方向から撮った写真。
デッキの水平はアジャスターで調節するので、遣り方もメジャーと水準器を使う程度で済ましている。家の側面は捨てコンがあって杭を打てないこともある。

諸兄はデッキの基礎は、ボイド管派ですかそれとも羽子板付き沓石派でしょうか?
私は安くできるのと自由度が高いので、ボイド管派である。

ご存知のように、基礎はどの程度しっかりしたものを作るかで値段が随分かわてくる。ここは凍結深度が40cm位あるので、一応深めの基礎にしたい。


沓石だと通常ホームセンターに置いてあるのは、150mm、180mm、240mm、300mmどまりだ。ちなみに値段の方は、羽子板付きの150mmが600円弱、300mmだと1000円程度。


試しに9本の基礎を作るとすると、

●ボイド管 150mm径4000mm長 1200円

  セメント              @350x2  700円

  砂                     @200x4  800円

  砂利                 @200x8  1600円

  計                                      4300円

(捨てコンをセメント1袋で計算) この他にアジャスターボルトを使うと@370x9=3330プラス

●羽子板付き沓石 150mm沓石 @600x9 5400円

  セメント                       @350x1  350円

  砂                              @200x2  400円

  砂利                            @200x4  800円

  計                                               6950円 (300mm沓石だと  10550円 )

ボイド管でアジャスターボルトを使うと、150mm沓石の方が若干安いが、300mm沓石ではボイド管の方が大分安い。ただし、セメントを練る手間などを考えれば、沓石のほうが楽でしょうね。

このファクターは結構大きくて、これを考慮しないと「炎天下でセメントを練り、吝嗇セルフビルダー熱中症で死亡」なんて記事が新聞にでないとも限りません。

 

コメントを投稿

About

2010年09月07日 09:24に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「be-window 不調 その2」です。

次の投稿は「CD/R DVD/R パッケージ再利用法」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35