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アンペアブレーカー交換

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最近の電気製品はやたらに専用回路を要求するものが多い。
電子レンジ、電磁調理器、エアコンなどの他にウォッシュレットや洗濯機までマニュアルをみると専用回路にしろと書いてある。

最初は余裕を見て60アンペアにしていたが、これらの機器をいっぺんに使う訳ではない。こちらの山荘には週末しか居ないし、クーラーも無いので40アンペアまで下げてみることにした。

 

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インターネットで申し込みも出来たが土日はだめなので、しょうがない金曜日の午後に来てもらった。作業は5分くらいで終了したが、交換は1年に1回とのこと。これで基本料金が500円近く安くなる。

webでアンペアブレーカーを調べると、東京電力、関西電力など各電力会社によってブレーカーの色、基本料金も違うことなどが分かった。ちなみに基本料金が一番高いのは北海道電力だ。

昔はブレーカーや配電盤のスイッチなんかついていなくて、電気を使いすぎると磁器製の安全器のヒューズが切れたものだ。電気の配線もFケーブルではなく、天井裏に碍子と碍子の間を電線で結んだあった。去年、アントニン・レーモンドが設計した高崎哲学堂に行ったら、天井裏ではなく廊下の上のほうに碍子で配線してあったのを見て懐かしく思った。

記憶は定かではないが、ブレーカーがついたのはやはり東京オリンピックの頃だろうか。
何しろ昔は白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫が三種の神器と言われていた時代だから、せいぜい付いていたのは赤い10アンペアのブレーカーだ。配電盤のスイッチも無くて、ブレーカーの先にヒューズが入った安全器が付いていたと思う。

やはり電気をイッパイ使うようになったのは、エアコンが入ってきてからからだろう。都会ではエアコンを使わない生活は不可能かもしれないが、電気の奴隷生活もちょっと見直してみることが大切だ。

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2010年10月25日 12:08に投稿されたエントリーのページです。

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