木製の薪小屋の横に単管パイプの薪小屋を作ってみた。
単管パイプというのは、今回初めて使ってみたが、「重いなあ」というのと「それ程安くないなあ」というのが実感でした。
まずは、google sketchupで概観を制作。これは木取りなるぬ管取りに役立つ。
全体はこちらを参考にし、ブロックの基礎の部分はこちらを参考にした。
全長3750mm、奥行き600mm、高さは左半分が擁壁を利用したので1800mm、右半分が2000mm。
単管パイプは、やはり一番長い6000mmのモノを買ってちょんぎるのが安上がりだ。カッターはホームセンターで貸してくれるので、あっという間に切れてしまう。
強度を考えると、パイプが基礎と接する面積が広い方が良いなと考えて、実際にパイプを組むときは図面とは逆に下部の井桁の長辺よりも短辺が上にくるようにした。
しかし、単管パイプというのは、基本的に荷重を点で支える構造になっている。それとジョイントに突起があって、どうしたって基礎と点で接触するようになってしまう。ブロックの上面は穴があいているから余計始末が悪い。今度作るときは、鉄のアングルを使ってみようかと思う。そのほうが荷重を面で支えられるような気がする。
少し工夫したところをまとめると、
1)擁壁と反対側の基礎の中間点は、強度を補強するためブロックでパイプ支えるようにした(矢印)。
2)私道側は柱を二重にして強度を補強した(矢印)。
3)屋根の2x4材は近くのホームセンターでは14フィートのものが手に入らないので屋根の中央部分で相欠き継ぎにして4mにした(写真は屋根中央部分を下からupで撮った。矢印部分が相欠き継ぎにしたところ)。
組み立てが終わってパイプにペンキを塗った。キシラデコールはどうもノリが悪いので窓用のスカンジナビアンレッドを使用した。
ペンキを塗っていると、暇なジイさんバアさんたちが通りすがりに批評していく。「錆止めのペンキを塗ったかいねえ」、「そうじゃねえよ。よく見てご覧よ、窓枠と同じ雨樋の茶色だいねえ」・・・・・・
確かにパイプなので雨樋のようにみえるんですけどね。