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Kreg デッキ・ジグ

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私はデッキの床板は床下からネジ止めするようにしている。そのほうが腐りにくいし、見栄えもよいからである。しかし、現在製作中の屋上デッキは、床下から床板までの高さが6〜25cmしかないので、床板を床下からネジ止めすることができない。

上からネジ止めして、ネジ穴をシーラーやダボで埋めることも考えたが、いまひとつ面白くない。Kreg社のデッキ・ジグは、床板の側面から斜めにネジを打ち込んで止めることを簡単にできるようにしたシステムだが、対応している床板の厚さが4/4~5/4インチ(25.4〜31.8mm)で2X材には対応していない。アメリカのデッキというのは、5/4インチが主流なのだろうか。

前置きが長くなったが、Kreg社のユーザーフォーラムを見ていたら、4x材にも使えたという記事が出ていたので、早速アメリカから取り寄せてみた(オフ・コーポレーションには今のところ出てません)。ただし、純正品のネジは2インチしかないので、2X材用に3インチのネジも必要だ。amazonでは、デッキ・ジグは輸出してくれるが3インチのネジは米国内の販売のみ。しょうがないのでウッド・クラフトというDIY店で購入した。ネジというのは重いので、運賃が高くて困りますね。

 



使い方は、このビデオを見れば一目瞭然。


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写真上が購入したTrim Head Screws(3インチ)、下が付属の純正ネジ(2インチ)。購入したネジもTrim headという名前が示すように、頭が小さくできている。

 

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普通の65mmのコーススレッド(写真下)と比較すると、直径は3mmで同じだが頭が小さいのが良く分かる。

 

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一番違うのが頭の形状(左が純正品、右がTrim Head Screws)。純正品はKTXネジという名前で普通の角穴ではないんですね。しょうがないのでカインズホームで#1の角穴ビットを480円也で購入。純正の長いビットを使えば下穴を開けたあと、ジグの穴からストッパー付きのビットを入れて効率よく仕事ができるが、普通のビットは長さが短くてそうはいかない。いちいちネジの挿入具合を目で確認しなければならない。

 

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実際に2x材にネジを打ち込んだところ。確かに右の純正品はネジの収まり具合が良い。でも、これで何とか床板を横から止める目処ができたのでバンザイ。

 

コメント (2)

saikoro:

これ、以前教えていただいたビスのナナメ打ちの治具とにてますね、同じメーカーですか。青い色も同じ。

でもあれは、頭は普通の□穴だったよう気がしますが。

横から止めても、頭のところに水がたまるんじゃないですか。

yum:

saikoroさ

ポケットホール・ジグと同じメーカーであります。

>横から止めても、頭のところに水がたまるんじゃないですか。
するどいご指摘で、仰るとおりです。私もそれを心配していて、頭をシーラーで埋めようと思っています。

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2011年06月21日 10:17に投稿されたエントリーのページです。

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