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be-floorにシミが その3

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 設計の佐賀井氏が早速、かけつけてくれた。
また、ウレタンを注入するのかと思っていたら、今回の秘策は網戸のゴムパッキンをスリットに入れて密閉してしまおうというものであった。

 

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 これが出来上がり。ゴムパッキンの両側に黒く見えているのはパッキンを取り出すときのための径1mmの針金。

mend03 毎回、素早い対応に感謝なのであるが、佐賀井氏が帰ってからちょっと素朴な疑問がでてきた。
結露はこの図の金物のある空隙の空気中の水分が露点以下になって金物表面に凝結するものである。露点以下になるのは、屋根に貼ったガルバリウムが夜間に放射冷却などで冷やされるためだ。

今回は青矢印の部分を塞いだのだが、スリットを塞いでも結露した水の落下は防げるが、屋根の冷却→金物の冷却→金物への結露という上方からのベクトルは防げず、金物が錆びていくということにはならないのだろうか。

 

コメント (6)

saikoro:

発泡ウレタンが溶けるというのは、ありがたいというか不幸というか、しかしありがたい情報でした。
何かでふさぐしかないのでしょうか。四角の穴はふさげますが、スリット部は難しそうですね。ここからも溶け出すのですか。

「素朴な疑問」についてですが、上の空間は下の暖気と遮断されていて冷えっぱなしなので、結露しないということではないでしょうか。どなたか教えてください。

結露問題はたいへんですね。
まあ、金物がある程度以上さびなければいいのですが、どうなんでしょう。これもどなたか教えて下さい。

yum:

saikoroさま

言葉足らずで失礼しました。発泡ウレタンは溶けないで、床に落ちたのは結露によるサビを含んだ水でした。

昼間屋根からの熱気で温められた空隙の中の空気が、夜屋根が冷やされてその空気も冷えて露点以下になるので、結露するということだと思います。

屋根からの断熱がしっかりしていれば良いのでしょうが、金物のある部分の断熱が良くないのでしょう。

kazuhiko:

これは結露を防ごう!というつもりです。スリット部に結露というのはまだ未解明な部分もあるので、ともかくスリットの金物部に室内空気が当たらないようにと、佐賀井さんにアドバイスしたものです。

昼間暑くて夜晴天の翌日など(まあ2・3日置きでも)に、外してみて結露がどうなっているか確認していただけませんか。

※これをやった日は結露はどうなっていたのでしょうね?

yum:

kazuhikoさま

コメントありがとうございます。

※これをやった日は結露はどうなっていたのでしょうね?

床も納戸の床に敷いた段ボールもシミだらけなので、よくわかりませんでした。迂闊でした。

パッキンを外して撮影した写真では傾斜の高いほうから1〜2cmの部分にサビのようなものがみられます(写真だとサビがあるのは側面のように見えますが、写真を撮るときにまっすぐに立てられないので回してあります)。

床をきれいにして、パッキンを外したものと外さないものでどう差がでるかみてみたいと思います。

kazuhiko:

パッキンを外した写真を拝見しました。たしかに何かまだ付いてますね。
結露?がまだあるのかどうかがわかりにくいので、一度パッキンを外してスリット部を竹串にティッシュペーパーあるいは綿棒などでクリーンに掃除(吸水)してからでないと変化がわかりずらいかもしれません。
残党なのか、変らずなのか?

yum:

kazuhikoさま

仰るように一度掃除してみないといけませんね。

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2011年08月21日 10:39に投稿されたエントリーのページです。

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