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パイプクランプを考える



本棚を作る時に1200mmくらいの間隔をクランプで抑える必要がでてきた。しかし、Fクランプにしろバークランプにしろ、長尺のものはなかなか売っていないし売っていても高価である。

そんな折、たまたまオフコーポレーションでパイプクランプを安売りしていたので衝動買いしてしまった。安売りといっても1セットパイプ無しで2000円くらいになる。

「な〜に、パイプくらい両端ネジ付きのものをホームセンターで買ってちょん切ればいいさ」と考えていたのだが、これがいろいろ探したが無いのである。オフコーポレーションで1500mmのものを買うと2100円もする。何だか高い買い物についてしまった。

そうこうしているうちに、パイプクランプが届いてしまったが、これがずっしりと重いのである。made in taiwanと書いてある。

さて、パイプクランプに使うパイプはsgpパイプと呼ばれ白管と黒管があるが、白管はうまくはまらないものもあるという脅し文句がある。webで"パイプクランプ sgp 黒管"で必死に捜すといくつか出てきたが皆結構高い。

やっと東京の下町錦糸町駅近くの関根鋼管株式会社というところを見つけた。20A(27.2mm)定尺5500mmの管を1300mmでカットし両端ネジ切りをしてもらって、1本辺り1045円、パイプを延長するための連結ソケットが135円也。運送料は1050円というので直接取りに行くと、主に夫婦お二人でやっている家族的な鋼管屋さんでありました。少人数でやっているので、注文はfaxかメールでお願いしますとのこと(ネジ切りはネジ屋さんにやってもらうので2〜3日かかる)。

思うにパイプクランプというのは、アメリカの田舎のオッサンが「自由な長さのクランプが欲しいけど売ってない。よっしゃ自分でやったるでえ」というんで、納屋の片隅に転がっていた鉄管をちょん切り、ダイスでねじ切って、万力でも分解して作ったものじゃなかろうか。

初心の要求仕様は「好きな長さのクランプを」「自分で簡単に作れる」である。いつの間にかこれが忘れ去られてしまっている。木工のクランプとしては、これほどの頑丈さは必要ないので、もっと軽く、好きな長さのものを、身近な素材で簡単に作れるものを発売してもらえないだろうか。

 

コメント (2)

私もオフコーポレーションで二本買いましたが結構高くつきますね。近くのホームセンターで水道管を見ましたが値段高いですね。
こちらはオフに比べるとクランプ本体もパイプも安いですね。ただし、本体は今は品切れのようです。
パイプはこの値段で出ています。
(http://kqlft.com/?pid=24666467)

yum:

hrv2004jpさま

ご紹介いただいた、KQ LFT TOOLSというところは、私もオフコーポレーションでotoro クランプ6本セットを買ってしまってから発見して歯ぎしりしました。

パイプも好きな長さに切ってくれます。1300mmでたしか1300円くらいでした。300円くらいの違いですが6本だとクランプが1本買えてしまう値段なので、関根鋼管に決めた次第です。

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2012年02月03日 08:47に投稿されたエントリーのページです。

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