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本棚プロジェクト その4

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以前、「本棚をめぐる十字問題」でも触れたが、棚板が十字状に交差する部分をどうするか。いくつか実験してみて、次のような結果となった。

25mm厚の縦板に対して、両側から5mmの深さのdado(大入り)を切ってある。従ってdadoを切った部分の厚さは25-5x2=15mmしかない。ここに#20のビスケット(長さ56mm×幅23.5mm×厚さ4mm)を両側に入れようとすると、幅が8mm程度足りない。

そこで、手前側はビスケットで止め(赤矢印)、向こう側はネジ止め(青矢印)にすることにした。dadoの溝の中にビスケットの溝を切るのはちょっと苦労したが、ビスケットジョイナーの刃をmaxに設定して何とか切ることができた。
一方、ネジ止め用の下穴は垂直に開けないと、18mm厚の棚板からネジが飛び出してしまう。ボール盤かドリルガイドが欲しいところだ。

本棚の大きさが大きくて、床に倒して置くスペースがないので、本棚を立てた状態で組み立てなければならない。すると既にはめ込んだ棚板の上にもう一段棚板を足そうとすると、既にはめ込んだ棚板が落ちてしまったりで大変だ。う〜む、何だかパズルのようだ。

 

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2012年02月06日 18:00に投稿されたエントリーのページです。

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