浄化槽を管理している会社から、浄化槽に汚泥が溜まってきたので汲み取りをしなければならない旨の通知が来た。ついては、自分の委託業者に任せるか、こちらで捜すかというので、後者を選んだ。
インターネットで市内のA社に電話すると2万6千600円とのこと。相見積をとろうと思ってB社に電話すると、あれっ、社名も電話番号も違うのに、同じ女性社員が応対にでてくるという愉快な状況だ。こういうのって利権がからんでいるんでしょうね。
汲み取りというから、バキュームカーが来てあっという間に終わってしまうのかと思ったら、汲み取るだけでなく1時間以上もかけて現場の作業員2名が丁寧に清掃作業を行なっている。まあ、2万6千円もしょうがないのかなあとも思う。
ところで、利権といえば、浄化槽を点検するのに浄化槽管理士という資格が必要で、その国家試験を行う日本環境設備教育センターとか全国浄化槽団体連合会、また、法定検査の業務を行う浄化槽協会とか有象無象の社団法人、財団法人がいくつもある。
これが環境省などの役人の天下り先になって、シロアリの棲家になってるのだろう。 シロアリ退治なんて言ったって口先だけで、日本はちっとも良くならないなあ。