木工製品のイスは、競いあうようにシートや背もたれにカーブを付けて座りやすくしている。
自作の場合はそうすると、木取りもちょっと厄介だし、曲がりをつけるのも大変だ。
まずは、曲がったことはしないというコンセプトで、デッキ用のイスを考えてみた。
名付けて、曲がったことはしない「正直者のイス」。
要求仕様は、以下の通り。
1)全て直線で作る。背もたれなどが痛かったちょっと削ったりするかもしれないので、「基本的に直線で作る」にしておきます。
2)使わないときは、ばらせるように「脚」「シート」「背もたれ」の3つの部分で構成し、それを蝶ネジなどで固定する。ホゾ継ぎなどは腐る元なので使わない。
3)座面の高さは、デッキで裸足で座ることを前提にしているので、370mmとする。
どうです、単純でしょう。
蝶ネジで止めることを考えたので、ちょっと見栄えが悪くなったところもあるが、まあ、作りながら改善していくつもりだ。