吊り元にも丁番用の溝を掘る。
こちらで使うジグは今までドアに使ってきたのとは対称形のものだ。ドアを上から3mm開けることを考えてジグの切れ込みまでの長さを6インチ(152mm)+3mm=155mmにしてある(矢印)。
重いルーターを不安定な姿勢で使うのは大変だ。こういうのはやはり小型のトリマーがあれば良いのだろうが持っていないのでしょうがない。
ルーターを片手でしっかりとジグのそばに固定しておいてスイッチを入れると、どうしても反動が強くて支えきれないので、予めスイッチを入れてからルーターをジグに合わせることになる。
これも注意しないとジグを削ったりするので、緊張しますね。
2つ目の溝は6インチ(152mm)間隔をあけて、同様に削る。
ドアが重いので、ドアに丁番をつけたまま吊り元に固定するのは大変だ。
そんな時に便利なのが、この義星丁番だ。90度開くと軸を抜いてバラせるのでとても便利だ。
バラしてしまえば、ひとりでもこのようにピタリと丁番を固定することができる。
一番下の溝は念のため丁番が2つ付いたところでドアを吊るして、当たりをとってから削った。
丁番用ジグと義星丁番のお陰で、ドアを簡単にしかも正確に吊ることができた。 次はちょっと厄介なラッチ側の壁が待ち受けている。さて、どうなりますことやら。 |