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be-window調整

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寝室のbe-windowがまたもや不調だったので、週末に調整してもらった。

修理に来てもらう段になると、今まで不調だった窓の開閉が嘘のようにちゃんと出来るようになって困っていたのだが・・・・・・(そして修理した人が帰ると、また、不調になるなんてことがよくあるんですね)

窓枠と柱の間隔が上で9mm 下で15mmとなっていて(矢印)、窓枠が内側に倒れているので、窓枠を外側に倒して垂直に立てることになった。

 

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 窓上部にハマっているレールのガイド?を、窓枠の溝を削って内側にずらして、その結果として窓を外側に傾けて垂直とする。
矢印の色の薄い部分が今までガイドがはまっていた跡だから、数ミリずらしたことになる。

 

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 同アップ。

 

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また、寝室の窓は日当たりが良いので、窓自体が少し反り気味になっている。窓の端から端まで糸を貼って(矢印)反り具合を点検する。

 

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 窓の下部中央あたりで、およそ5mmへこんでいるので、窓枠下部が外側に凹状に変形していることが分かる。逆に上部は凸状になっているという。

窓枠を外側に倒したのと窓枠の変形のせいで、その外側にある網戸が窓枠とぶつかるようになったので、網戸の溝を削って修正した。それでなくても網戸の枠は、集成材のフィンガージョイントの部分がとびだしたり変形が激しくて大変だ。

工業デザイナーの故秋岡芳夫さんの工房には 「木はそる あばれる 狂う いきているから だから 好き」 という、木を讃える額がかかっていた。木製の建具を使うからにはメインテナンスは不可欠だし、その覚悟がないなら最初から使うべきではない。

斯様に木製の建具は普段からメインテナンスを心がけなくてはいけないので、メーカーのアイランドプロファイルも、メインテナンスマニュアルを充実させて欲しいものだ。ユーザーができるものが結構あるので、不調のたびにわざわざ松本から出向いてこないでも済むはずである。

 

 

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2014年05月12日 12:00に投稿されたエントリーのページです。

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