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長手盆 その1

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この前作ったトレーよりも、もう少し大きいトレーが欲しいという家人のリクエストがあったので、普段使いの長手盆を作ることにした。ちなみに先日作ったトレーは茶器の一文字盆というのだそうだ。

さて、サイズをどうしたものかと思って色々調べたら、秋岡芳夫氏の「新和風のすすめ」に次のような記述があった。
『「使いやすい道具というのは何か」というのは生活の重大テーマですが、それに対する答えのひとつは、「身巾もの」ということです。
さきに、身巾もののお膳を試作中だと書きましたが、たとえばその「お膳」なら、両手で持ったとき、手が肩幅よりも飛び出さないでからだのなかで持ち運びできる大きさ、それを「身巾もの」といいます。---身度尺と人間工学より』

身巾ものの代表のような箱膳のサイズを調べると、大体36cmくらいのものが多い。箱膳のように真四角というのもしまいにくいので、36x30cmのものを作ってみることにした。

もう2x6は残っていないので、4x4の柱をリッピングして使う。
 

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 リッピングすると、レッドシダーの中身はなかなかきれいだ。

 

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ビスケットジョイナーでつないで、大体40cm四方の板を作る。
今週はここで時間切れとあいなりました。

 

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2014年07月30日 10:18に投稿されたエントリーのページです。

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