本棚などを作るときに棚板をしっかりと止めるために、側板に溝を掘って固定するが、これをdado(大入れとか台胴と訳されている)という。
テーブルソーで溝を掘るときは、dado bladeという数枚のノコ刃とshim(詰め金)の組み合わせを使って溝の幅を微調整して、棚板の厚さにピッタリの溝を掘ることができる。
しかし、ルーターで例えば3/4インチ(約19mm)の棚板用に、3/4インチのビットを使って溝を掘ると、ちょっとブカブカになってしまう。そのため、3/4インチより細い1/2インチのビットを、何回か往復させてピッタリの溝を掘る工夫がいろいろとされている。
このビデオで紹介しているjigは一回の設定で、ピッタリの溝を掘れるところがミソですね。クランプ付きのお値段も約60ドルとそんなに高くない。